「えっと、わたしが渡部 姫那です!」


「ああ、姫那ちゃん!ちょっといいかな?」

「はい‼︎」


わたしはそういって、男の子について行ったんだ。


着いたのは空き教室


「俺のこと知ってる? 大森 零(Omari rei)」




「ええっと....。ごめんなさい わかりません」





「ははっ。そうだよね。まあこれから知ってくれたらいいから。」

「はい!」




「急だけど俺姫那ちゃんのこと好きなん
だけど、付き合ってくれないかな?」





最近よく、告白されるわたしに告るなんてとんだ物好きだなあ、とおもう。

もちろん答えはバツ。
だって今日初めてあったし、あまり零君のことしらないから。






「えっと、告白されるのは、嬉しいんですけど、ごめんなさい 零君のことあまり知らないから。ごめんなさい」






私は、そう言った
すると、零君はニヤリと怪しいかおをしたのを、私は見逃さなかった。




零君はわたしに1歩1歩近づいてきた

わたしの背中に壁があたった。





そう。追い込まれてしまった







「俺ね、欲しいものは絶対に手に入れる人なんだよね。」


「え... いやっっっ」





零君はわたしの制服のボタンに手をかけ、1個1個外してゆく






「やめてっっっっっ」
私の目に涙がたまる





「そんなことしてもねえ、余計に誘ってるみたいなんだよね」

最後のボタンにてをかけた瞬間









ドンッッッッッッッッッッッッッ


「おい、俺の女になにしてんだよ」

そういって私を優しく抱き上げる

それは、奏太君だった