亜紀を真ん中に挟むようにして、両隣に座った。 三人とも前を向き、しばしの沈黙の後、ポツリと亜紀が話しだす。 「朝陽も、博斗も…とても大きくなったわね。」 「うん。」 「・・・・・。」 返事をする博斗に対して、口を開かない俺。 それでも…亜紀は静かに話を続けた。 「朝陽、博斗、本当にごめんね。 辛い想いをさせて…本当にごめんなさい。 謝って済むことじゃないと思ってる。 私が……あなた達と健一さんを裏切ったことに変わりはないから。」 泣いているのだろうか…声が震えていた。