「行きたくないわ?ましゅたーちゃんと離れ離れになゆなんて無理よ!勝機の沙汰にゃの?!」

あてがわれた制服を押し返し、唇を突き出しておもむろに不機嫌をアピールするみちゅくんを見てはマスターも困り顔になる。

「泣いちゃうわ…」

片時もマスターから離れたことはなく、いつも一緒にいたので不安で仕方ないのが瞳をウルウルさせて涙が今にも零れてしまいそうだ。