Fantasy story

~次の日のグラウンド~

「あやは、おはー!今日は日曜だから、練習きっついよね」
「ほんと!きついから、やだなー」

こうして、今日も普通に練習が始まったわけだが……

ドサッ
「いった!」
「みな!大丈夫?」
「こけたのか?ははっ、ダッセ!」

どうしよ。左足が動かない。

「ごめん、ちょっと足首ひねったみたいだから、休んでるね」
「大丈夫?付き添って木陰まで連れてくよ」
「あやは、ありがと」

「…じゃ、私達は練習してるから!安静にしてなよー」
「うん!」

足首は、捻ってない。…今、力込めるのをやめれば大量に血が出てくるだろうな
そう、私は魔法が使えるの。ま、そのうち分かるよ。