『なにその反応。俺ショックー』



『、、、』



駄目よ。



ここでうろたえては思うつぼ。



からかったって面白くもなんとも
ないんだって思わせないと!




『おはよう鶴谷くん』



ニコッと笑って挨拶。



できたつもり。




『クスッ、、おはようございます』



!?



笑った?今、、笑わなかった?




口元に手を当てて


あきらかに笑いをこらえてる。




なんかムカツク。



『なに』



『いえ?しのぶさん可愛いなぁと思って』



『っっ!』



そう言ってエレベーターが開き
先に出て行く。



ダメだって、、あんな言葉
いつでも覚悟しとかなくては、、


相手は鶴谷くんなんだから。


そう言い聞かせてディスクに座る。