そんな声を聞いた時、あたしはゆっくりと眠りに落ちた。
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「チュンチュンッ」
鳥の可愛らしい鳴き声と、降り注ぐ陽に、あたしは目を覚ました。
まだ虚ろな目を擦りながら、ゆっくりと起き上がる。
「ベッド……?」
ふと、あたしは手元を見た。
あたし、ベッドで寝てるじゃん……。
黒色で統一された、ふかふかのシングルベッド。
まるで、持ち主を表しているような。
そうだ、ここ、先生の家だった。
「先生……?」
でも、先生が見つからない。
ベッドには、当たり前かもしれないけど先生は寝ていないし。
まあ、一応、降りようかな。
あたしはベッドから降りた。
そして、ドアの方へと向かった。
「先生ー?」
ドアを開けると、昨日と同じ、殺風景なリビングがあった。
ああ、あのドアって、寝室のだったんだ。
なんて思いながら、リビングに入って行く。


