聞きたい、もしかしてけい?って聞きたい。
でも、もしかして違ったらすごく恥ずかしいし……。
でもっ!やっぱり確かめて聞きたい!
もし、違ったとしても謝ればいいだけだし!
よしっ!
「あ、あのぉ……」
私は、けいに似た人の服の裾を引っ張った。
「もしかして、けい……ですか?」
よし!聞いたぞ!
ち、違ったのかな?
けいに似た人ちょっと固まってるように見える……。
「……ぷはっ」
え……?
な、何で笑ったのこの人。
あ!もしかして違ったってことなのかな!
「すみませんっ!人違いでし…「そうだよ」」
えっ!?


