猫の女の子





「…えっと、じゃあ、あなたは康介の友達でどうしても帰れない事情があって泊めてもらってるってこと?」


「う、うん…」


この人、なんか花のキツイ匂いする…
よく都会で香る匂い……
頭にガンガン来るなぁ…


「康介は今どこ?」

「部活って言うのに行ってる」


なんか、私のこと睨んでる?


そ、そりゃそうか!
知らない女の子が部屋にいてしかも寝てるんだもん