「ほら、買ってきたぞ」
「あ、ありがとう!叶斗くんそれいくらだった…?」
そう言ってあたしが財布からお金を出そうとすると
「だからいいって、今日は黙って俺に奢らせとけ。」
「え、でも…」
チケットまでとってもらったし悪いよ…
「いいの。ほら聖奈これつけてよ」
「叶斗くんありがとう…」
貝殻のブレスレットを差し出され、あたしは自分の手首にブレスレットを通した。
「おぉ、よく似合ってる。」
そう言って叶斗くんは自分の手にもブレスレットをはめた。
「ふふっ、叶斗くんもかっこいいよ」
「知ってる」
「…」
「おい」
そんなナルシスト発言をスルーして、あたし達は水族館をでた。

