あなたと出会って…

家に帰って来て……

よし!皆寝たし私もお風呂はいろっ!

お風呂からでてもう寝ようかな?

寝室の戸を開けるときだった。

「ねぇ?なんでママがいないの?」

「翼にはまだ分からないって言っても僕も薄々と感じてるだけで本当のことは分かんない。」

「おい!僕って気持ち悪い!優翔。でも俺はなんとなく分かる。」

「気持ち悪くて結構こけこっこ~。でも本当にお姉ちゃんには感謝してるよ~。だって覚えてるでしょ?あの日。」

「覚えてるし。」

「最近思うんだ。僕ね。いつかお姉ちゃんに恩返ししたいなって。だってあの日はお姉ちゃんが来てくれなかったら今頃空の星になってたかもしれないよ?だから本当に感謝してるんだ。」

やばい。泣きそう。泣くのをこらえ聞く。

「でも僕。一回だけでも良いからお母さんと笑い合いたかったな~。」

「俺は分からん。あんなひどいことする人と笑い合うなんて嫌。あとテレビとかでもやってるけど……“母親の愛情”ってなに?そこには母親の愛情があったから…とかやってるけど何だよ母親の愛情って」

普通の年中さんはこんな事言わないよな。

優季はだんだん口が悪くなってきた。

私の影響もあるかも知んないけどきっとこの事も関係してると思う。

「分かんねーよ!何が母親だ?何が父親だ?そんなんただの言葉だろ?形だけだろ?世の中には姉ちゃんみたいに頑張ってる人がいるんだよ。そいつらの事もみてやれって思うんだけどな。」

ごめんね。

母親の愛情なんて知らないよね。

私はまだママとパパが生きている時があったから母親の愛情はもう十分。

だけどあの子達は違う。

愛情なんて言う言葉をどんなものかを知らずにずっと虐待を受けてたんだから……

私も馬鹿だな。