「今日吹きますか?俺好きなんです。お二人の音色」
こいつは涼成(りょうせい)同じ歳
親は事故死して今は妹と二人だけ。
そのためあいつは働かなきゃいけなくなってしまった。
本人は可愛い妹なんで別に大変でもありません。
私と同じなのにすげ~なって思ってる。
なんでここに入ったかというとあいつにとってはここは皆で言う学校みたいな場所。
妹はまだ4歳。可愛いよ。彩愛(あやめ)ちゃんって言うの。
あいつはホストで働いててそこしかないみたい。
『そうだよ。ごめん休んでるのに…』
「好きなんでいいです。全然構いません。」
あいつも音楽好きで本当は吹部に入りたかったけど…
私より強いあいつの心は…
『彩愛ちゃん元気?』
「はい!元気です。総長に会 雪音ちゃん家に迎えに行かせるのが悪いから親が5:30ならいけるって言ったんだよね…
みんなのこるなら私もいたいんだけどカナ?
最近うるさくて…」
倉庫にいる人皆そこで笑う。
ここの人は皆よく笑う。いいことだ。

