先生に聞かれた。
「部活どうしますか?」
えっ!ここ不良がわざわざ部活やるの?
「部活はどっちでも…」
「蓮声に出てるぞ」
『少し考えさせて下さい。』
俺達は部活案内の紙をもらい相談。
「なあお前吹奏楽入るの?」
翔が聞いてくる。
俺の母親は世界で有名なサックス奏者。
誰かと競ってるらしい。
父親は有名な指揮者。
で俺は母親と同じサックス。
やれやれ言われてやってます。
『親がうるさいしやるしかねーな。』
俺達皆楽器持ってて前の学校でも吹奏楽。
翔がクラリネット。
光輝がトロンボーン。
龍輝がピッコロ。
春斗は意外にトランペット。
空はパーカション。
俺意外上手い。
皆俺と違って音楽が好きらしい。
『「入りますか」』
先生に言ったらなぜか喜ばれた。