後ろに目をやると...
私が先頭で行列になっている。


「...!?す、すみませんでした!ごめんなさい!」


そう言ってドアから退けると、皆クスクスと笑いながら、ぞろぞろと教室へ入って行く。


恥ずかしかったなぁ、私も教室入ろう。


とりあえず、私の名前が書いてある机...
名前は間違えてあるけど...。


あ、一番後ろだ...あ!


「あぁん?またお前かよ。」


猫目の人ぉぉ!!!


意地悪な神様に付かれたなぁ。


「なんだよ、座んねぇのかよ。」


「座らせていただきます...。」


目力が半端ない。