「なんで…私をおいていってしまう

の…?私も連れて行ってよ…。」

「それはダメだ。」

「お父さん…なんで…!!連れてってよ!!」

「瑠愛。あなたはお母さんになったんで

しょう?大切な人も…依夜くんもいるんで

しょう?大切な人達をこれ以上悲しませる

ような事をしてはダメよ。」

あ…。依夜…。

私には…依夜も瑠依も居るんだ…。

「そうだぞ。瑠愛。お前が来るにはまだ速

すぎる。ずっと待っているから…。

瑠愛はゆっくり来なさい。」