ばあちゃんに連れられてきたのは、したの世界が見える窓んとこ。

「あ、冬馬…」

不思議な気分になった。

自分の葬式見てんだよな…

「母さんが、ないてる…」

泣かせてんのは私。

ありえねー。

母さんが、父さん、春人、秋菜、冬馬以外の人のためになくなんて…