あの時と同じだ…


『この子、怖がってるんですけど?』

この声…いつもと違って低い声だけど
間違いなく…



日向…


『あ"ぁ?てめぇに関係ねぇだろ』


『俺はこいつの知り合いなんで関係ありますね』


『チッ…めんどくせぇな

ま、もともといい獲物じゃなかったし

こんな女くれてやるよっ』


最後に私をおもいっきりにらんで
そのばをさっていった不良


『はぁー…結奈、だいじょ』


ぎゅっ


その瞬間、日向におもいっきり抱きついた

こんなことはじめてだから
日向も驚いてる

『なっ…結奈…?』

ギュッ

返事もせずにもっとひっつく



『…、結奈、、この間はごめ『まってっ!!日向…あの…その…』


"大切なのは言葉じゃなくて気持ち"


美妃ちゃん声が聞こえてくる


『日向…ご…ごめ…ごめんな…さいっ』

『結奈…』

ちゃんと顔をあげて
でも抱きつきたまま見上げるようにして日向のめを見て謝った

必死に涙が零れないようにしながら