ちなみに私たちはみんな
同じクラス
それだけが私の救い
…他に友達なんていないし…
いつもと同じように
鞄を机において
叶多の席にいく。
『ねぁ朝、結羽くんの様子おかしかったけど何かあったのかな?』
『ん?
…さぁな つかれてたんじゃない?』
『そぉかなぁ…』
『ほら、そんな顔すんなって!
結羽のことは心配しなくても大丈夫だよ』
ガラッ
『お!日向おはよ!』
『日向おはよう』
『あぁ…おはよう』
『どうかしたの?なんか…元気ない?』
『ん?いや、そんなことはないよ!!
ほら、えっと、朝練で走りすぎてさ(笑)』
少し笑いながらそういう日向
『そうだよ!ほら、結奈、こいつって
超がつくほどのバスケばかじゃん!?』
『そ、そうだね!
そうだったね!』
『ばかはいらねぇよ(笑)』
