『結奈、後ろ髪ちょっとはねてるよ』


『うそー!!

…さいあく…』

『まぁそういうな
気にしないやつは気にしないって!』

『でも…』


『ほら、それよりそろそろいこうぜ?
あいつら待たせても悪いし』


『うん』


朝から髪がはねてるなんて
今日ってほんとについてない日…



そう思いながらも学校へ向かって
歩き始めた