『っ!!!!!』
急に、今までしゃべっていた林さんがとびらのほうにかけていった
最初の頃は驚いた。けど、もうそれをみてもみんな『まただ』っていいながら笑うだけ。
だって、その理由というのも…………
『おはよう樹くん!』
俺と同じバスケ部で、最近やっと怪我も治ってきて、
今は片方だけ松葉杖できている
高峰 樹。
『おはようひおり。きょうも元気だね~』
『うんっ!!!元気だよっ!
あのね、今日ね、ひおり占い1位だったの~』
って、いつも林さんの話を聞きながら、自分の席に向かう。
ほんとに、樹は聞き上手だ。
きっとまだ3才の妹さんがいるからだろう
『おはようみんな。』
『樹くんおはよう。』
『おはよ。』
おれたたちのいるとこの1つ後ろの席に鞄をおいて椅子に座る
『うーん。それで、1位だったの?』
樹がそうはなしかけると、
パァァァァァァっと嬉しそうな笑顔を顔いっぱいに浮かべる林さん
『うんっ!
ラッキーアイテムは白のマフラーっ!』
そういいながら、くるっとひとまわり。
『おー。似合うね^^』
ニコッとしながら樹が呟くと、
タタタタタタッ!!!!!
一瞬で美妃の後ろに移動したかと思えば、顔を真っ赤に染めて、まるで頭から湯気が出そうな状態だ
『みきちゃ……ん。////』
これもよくある光景。
クラスのアイドルとよばれる林さん。
ほんとは、だれよりも一途な性格。
現時点でも、樹のことばにいつも頬を真っ赤に染める
