日向side


『じゃあ、みんなきをつけて帰るんだよ
送ってあげられなくてすまないね』


『いいんですよ!
日向のお父さんこそ、体には気を付けてくださいね』


『あぁ^^』


病院の手前までみおくってくれた

あれから、みんなで話し合って

さくらちゃんのことは林さんに大体のことを任せて、みんなも時間があるときは見に来ることに決まった。

その間もずっと桜ちゃんは病室の樹のそばから離れなくて、結局今日は林さんと病院に留まることになった。




『じゃあな結奈、日向、叶多』

『『じゃあ!』』

病院を出たところで結羽と美妃と別れる

『さ、帰るか』

もう夜の9時か……


♪♪♪♪♪


『あ、わりぃ

……もしもし……今から帰るよ……うん……わかった
じゃあ。』


『おばあさんから電話?』

『あぁ。なんか急ぎの用があるらしいから、俺、先に帰るな!』


そういうと、走って帰っていった叶多。


『……』

そういえば、さっきから一言も話してないな。


『結奈?どうした?』


『や……なんにもないよ……
ちょっといろいろ思い出しただけっ^^』


そういって笑った結奈だけど、
そのかおはまったく笑えていなかった