『でねでねっ!
お腹すいて死にかけてたんだけどっ!美空が飴くれてねっ( 〃▽〃)それで生き延びたのぉ

しかもそれがイチゴミルクでねぇ~』


幸せそうに頬を緩ませながら
語るひおりちゃん

最近わかったこと。
ひおりちゃんは、甘いものが大好き。
それもかなり。


『あと二週間でバレンタインだねぇ。ねぇ美空?』

『そうだね紫音』

バレンタインという言葉に反応するひおりちゃん

『美空!紫音!わたし、今年も期待してまぁす‼』


『期待って』

『おいおい』


『バレンタインかぁ……あ!そうだ!結奈は料理得意だよねっ!?』

『え……まぁ……一応』

『お願いっ一緒につくろっ!!
わたし、あんまり得意じゃなくて……』

美妃ちゃん……

『えっ……でも、私なんかより他の子に言った方が……』

『私は、結奈にお願いしたいっ!
お願い!結羽をびっくりさせたいのっ!』


『……あんまり自信ないけど……私でいいなら』

そういうと、美妃ちゃんは目を輝かせた

『いいのっ!?ありがとう結奈!』

『いいなぁ結奈ちゃんも美妃ちゃんも渡す人がいてさぁ。
ね?紫音?』


『そうだよぉ、私と美空なんか渡す相手はひおりだよぉ』

『もーじゃぁ好きな人作っちゃえっ‼^^』

美妃ちゃんが二人の肩をつかんで言う