『ひーなーた!!』
と、美妃ちゃんがおっきい声で聞くと
やっと反応する
『あ…ごめん何?』
キョトンとした顔できいてくる日向
『なにって…どうしたの?
朝から様子へんだよ?』
『え、そんなことねぇよ?』
『疲れてるなら早くかえって寝なよ?』
そんな美妃ちゃんの言葉に
少しだけ目をそらして
『あぁ
でもほんとに大丈夫だよ
さて、そろそろ部活いくかな』
まるで、逃げるように走って出ていってしまった
途中で叶多となにか話しかけてたけど
『へんなの
まぁ、とりあえずいってくるね
ばいばいっ』
笑顔でそういうと
あいかわらずテンションの高い
結羽くんと教室から出ていった
