親友の恋する事情.


-廊下-

「何、花恋に隠し事すんなって。お前が気安く涼くんに話すなよ。」

さっき涼に話しかけた声と全然違う、すごく低い声で私に言った。

「別に、何でもないよ?」

そう答えた次の瞬間、私の手首に痛みが走った。

花恋に手首をつねられたのだ。痛いと言う間もなく、

「早く言えよ、うぜーな。」

と、花恋が私にキレた。

さすがに怖くなったので、さっきの出来事を花恋に話した。