親友の恋する事情.


ー花恋がそんなことで泣くはずない。

私はそう思った。

その瞬間、花恋が泣き出した。

「う、ひっく、、、」

「大丈夫!?花恋ちゃん!!」

「花恋ちゃん泣かせんな。」

「謝れ。」

さすが花恋。クラスの男子はみんな味方だ、隆くん以外は。