一緒に帰るのはいいんだけど... 何話せばいいのかわからない。 わたしのこと、どう思ってる...? ...なんて、聞けないけどね。 そんなことを思っていると、ふと稲元くんが話かけてきた。 「星、見えてきたね」 「う、うん」 驚いたからそんな返事しか返せなかったけど 本当はすごくうれしかったんだ。