「…南雲君」



「えっ…あ、立花さん
僕の名前どうして…」



話しかけてみたらやはりあの時の彼で、少しほっとした



私を見るなり気まずそうな顔をしてるけど…どうしたんだろう




「…ローズ先生に名前を聞いた
朝のお礼を言いたくて、ありがとう」




「わざわざありがとう
どういたしまして……
それじゃあ、僕はもう行くね」