吸血鬼少女と孤独な少年〜魔法学園編〜


礼央side



「んー、この子もかあ」




学園外の庭園を歩いているけど…
見渡す限り倒れこんで気絶している人達




まぁ、あれだけの膨大な魔力を
直で受けたら耐えらるわけないよねー




シールドを張れたから、俺は気絶しないで済んだけど…頭が少しだけ痛む




とりあえず、起きてる女の子がいてくれると良いんだけど…




女の子と話が出来ないと実につまらないんだよな




そのことに不満を覚えながらまた歩き出す




視線の先を膨大な魔力を感じたホールの方に向けると、そこには赤髪の美少女がいた




あ、何だー起きてる女の子いるじゃん♪