吸血鬼少女と孤独な少年〜魔法学園編〜



「えぇ、知っているけど
それがどうかしたのかしら?」




「…混血種を探せという命令で
この学園に入ったのですが、具体的に
どうすればいいのかわからなくて」



んー、そうね…とローズ先生は少し考えるそぶりを見せてから




「あなたはその吸血鬼を殺したいかしら?」