吸血鬼少女と孤独な少年〜魔法学園編〜




「その混血種は人を襲っていたとしても、うちの学園の生徒だ。生徒を殺すなんて、酷なことは出来ない。」



「酷...ねえ。私はそうは思いませんよ?
だって人殺しですもん...殺されても文句言えない立場でしょうに。」



続けて告げる、私なら容赦なく殺せますよ?と。




「…お前はやはり冷酷で残虐だな。
少なくとも私は...殺すのを躊躇う」




冷酷で残虐、私にぴったりの言葉じゃない




数多くの混血種達を殺してきたけど、
一度たりとも殺しを躊躇したことはないからね