「いい加減にしてっ!魅音ちゃんと話し合わないなら今後一切優とは口聞かないから!!」



「...別にそれで構わないよ」



「っ...!もう優なんて知らない!!」




バタンと咲はそう言い残して去ってしまった




「...しっかり話した方がいい、か」




もう...立花さんに軽蔑されるのは否定されるのは嫌だ




出会って間もないのに何故そう思ったのかは分からない




けどね、今胸の奥が凄く苦しいんだ
まるで誰かに握りつぶされているかのように




誰か、僕を助けてよ...




どうしようも無い思いを抱えたまま僕はその場に蹲った




優 side end