ざぁっー、と音がしたかと思うとフィールド全体に氷が連なり雪崩のように私の方へと向かってくる。 「ふんっ!これは流石に避けられませんでしてよ...!!」 勝ちを確信したのか...自信満々にそう告げられる。 はぁ...こんな魔法で私を倒せると思ったら、 「...大間違いだ。」 血剣を構えてその場に立ち、それ一思い薙ぎ払う。 暴風が氷を再び切り裂くが、先程とは比にならない破片が飛び散り辺り一面が白くなる。