―パチッ!
「珠璃っ?!」
「賢也?ジェームスさん?どうしたの?」
目の前には賢也とジェームスさん。
「『どうしたの?』じゃねーよ!ったく…!心配させやがって!」
「心配…?アタシは千尋さんと話してただけだよ。」
「お前っ…!まだそんな事言っ…!」
「さようなら!…千尋さん。」
アタシは賢也の言葉を遮り、千尋さんに向かって力強く言った。