「あたしが教えてあげようか?」



「えっ、いいの!?」



あたしの提案に、目を輝かせるゆうちゃん。


そ、そんなに喜んでもらえるなんて光栄だよ。



「うん、一応わかるし」



「美琴、ありがとっ!大好き~」


「わわっ」



がばっと勢いよく抱きつかれ、持っていたお弁当箱を落としそうになった。