昔の弱い恵太はもういない…

弱くても優しい恵太が好きだった

やっぱり母の"浅見恵太に気を付けて"は聞き間違いじゃなかったと確信した。

「すみませんでした」

震えながらそう答えた。

「もうカルーアミルク作る気なくなったからお前はテキーラな」

「のりさんのテキーラまじ美味いから!俺は生からお願いしまーす!」

「あいよー!」