大好きすぎて悔しいの。

「着いた!!」

そこは隠れ家的家だった。

BARみたいになってて、お酒が飲めるような所。裏の通りの人目に付かない所にポツンとある。

「私たち、まだ中学生だよ?お酒なんか飲んじゃダメじゃない?」

芽衣子は少し怖くなった。

「帰ろうよ」