幼い頃はいっつも2人では遊んでいたのが嘘みたい。

ケイタがいなくなったことが本当に心の底から嬉しかったんだ。

これで、安心して、学校に通える。

待ち望んでいた、普通の教室。

最悪の出来事を忘れることは不可能、だけれど、

私にも幸せが訪れるかもという期待は持つことが出来た。