大好きすぎて悔しいの。

「ごめんね。やっぱ久々の教室でさ、体調崩しちゃって…一応学校には行ってるよ。保健室に…」

「は?」

恵太は眉間にシワを寄せていかつい顔をした。

「俺についてなにか言ってなかったか?」

「誰が?なにを?」

とっさに分からない振りをした。

「別に。知らないなら、いいよ」

そう言うとニコッとし、

「デートしようよ!デート!」