「私、4個上のお兄ちゃんがいるんだけど。一緒に買い物してたらさ、偶然アイツが、見てたらしく、誰なんだよ!って。浮気してんじゃねぇよ!って殴られて」 七海の手は震えていた。肩も震え、唇は青ざめていた。 「そういうことがちょこちょこあって怖くなって別れを切り出したら… 切られた」