おばあちゃんが漬けた大好きなぬか漬けを頬張る。

白いご飯はいつもより何倍も美味しく感じた。

「ごちそうさま!…行ってくるね、学校。」

「行ってらっしゃい!」

おばあちゃんの笑顔は久しぶりだった。

本当は学校行ってほしかったんだよね。

ごめんね。ホントにホントに!ありがとう。

直接言うのは恥ずかしくてなかなか言えなかった。けど心の中では感謝の気持ちを繰り返していた。