「まだ芽以ちゃん、部屋から出て来ないのよー。何回も起こしてるんだけどね。」 「そうですか。一緒に学校に行きたいなと寄っただけなので、また来ますね。失礼します。」 七海は深々とお辞儀をして、その場を後にした。