普段はその"サカイマンション"を眺めて帰る。高校が同じで私の憧れている1個上の先輩が住んでいるマンション。


高校1年生の時、委員会を決めるジャンケンで負けて皆がやりたくない学級委員をすることになった。


委員会の皆が集まって話し合いをする日、

「イケメンがいる…めっちゃタイプ。」


それが先輩の第一印象で顔的に私のもろ"タイプ"!!

どストライク!!

委員会どころではなく、ずっと先輩を見ていた。


先輩の名前は真山竜(まやまりゅう)。

髪もフワッと流してて、少し長め。毛先が少し茶色い。
二重に、綺麗な瞳。
ついでに、手足が長く、スタイルがいい。身長は180cm弱。


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その先輩のマンションの3階の角部屋を見ながらバイト先に向かう。


バイトが終わったら、"もちろん"その部屋を眺めて帰るんだ。



「今日は窓が空いてる。家にいるんだなぁ…ふふっ」



なんて、呟きながら。



ニヤニヤしてしまう。



「真山さんーーっ(照)」


なんて頭の中で叫びながら。

たまたまここでばったり会わないかなーとか。

妄想は楽しい。