大好きすぎて悔しいの。

「ふぅ。」


と、大きいため息。


「ここで何やってるの?」


肩をポンポンとされ、振り返ると先輩で…


「先輩ーーっ」


と叫んで飛び上がる。


「なんでここに?」


「それはこっちのセリフ!


なんで隠れてるのかなー?」


「いやいや、隠れるなんて…コンタクト!そう、コンタクト探してて…」


先輩は顔を私に近付け目を覗き込むように


「おやおや!?いつの間にコンタクトするようになったのかなー?あれあれー?」


「う、うそです。ごめんなさい。。」


先輩は私のおでこに優しくデコピンをした。


全然痛くないデコピンは心地よかった。


むしろ、もう一回されたいとも思った。