「泣こう…私、泣こう…」 私が泣いた素振りをしてるのを ガン無視して葵ちゃんは、 「杏ちゃん貸して、杏ちゃん 頭良いし、字綺麗だから」 「私のでいいなら…」 杏ちゃんは、言った後に 鞄を開け数学のノートを取り出し 葵ちゃんに渡した。 「ありがとう、杏ちゃん 明日返すね」 そう微笑む葵ちゃん 「私の事は、ガン無視かよ!?」 大声で言うと 「うるさい、声響く」 と注意された。 私と杏ちゃんで態度違いすぎ でしょ…。