天国の貴方へ届けたい

「和美ごめん学校から傘借りて先に帰っててくれない?」




「え?でもケイ君になにされるか分かんないよ?」




「うん。この件はあたしがなんとかするから大丈夫♪」




「何かあったら絶対連絡してね。」




「うんありがと♪」




和美は手を振って去っていった。




和美には普段世話になってるしこれ以上迷惑かけたくないよ…




これはあたしとケイの問題なんだし。




あたしは深呼吸をしてケイに話しかけた。




「風邪引くよ」




ずっと下を向いていたケイは顔を上げた。




「美月…」