「何あの子ちょっとモテるからって聖也君に馴れ馴れしい…凜華がかわいそう…」




「ねぇちょっと懲らしめてやろうよ凜華」




「……」




あたしはそんな女子達の会話も聞こえるはずもなかった。




つい数時間前までは聖也君の事嫌っていたのに、まさかこうして聖也君と遊べるなんて…




あたしまんまと聖也君の策にはまったような気がする。




まあいいか。ケイのこと忘れる為にこうするしかないんだもん。




良く考えてみればあたし浮気されてたんだもんね。




もう思い出したくないから今は聖也君の事だけ考えよう。




その後あたしは聖也君にリードされながら、ゲーセンで楽しんだり




近くのお店で時間をつぶしたりと楽しんだ。