「いっいつから??」
「高校入ってすぐ。」
もう一年経ってんじゃん
「なんか、彼とっても紳士だし、かっこいいし、運動神経よくて、頭もいいし、優しいの。あたし彼のことがずーっと好きだったの。一姫、男が嫌いだからなかなか言えなくて…。」
私は呆然としていた。
こんな乙女な顔をして嬉しそうに話をする香織を見たことがない。
確かに私は男が大嫌いだ。
女の敵だと思っている。
男は女を手玉に取って笑いながら掌でころころと転がすことが得意だ。
どんな真剣な目で愛を囁いたところで、それが本物かどうかは誰にもわからない。
「それで??あたしにどーしろっていうのよ。」
なんだか悔しかった。
香織が一気に遠くに見えた。
増田は妙に私のことを毛嫌いしてる。
もちろん私も増田のことは大嫌いだ。
だからこそ香織が増田のことが好きとしってやるせなくなってしまった。
「高校入ってすぐ。」
もう一年経ってんじゃん
「なんか、彼とっても紳士だし、かっこいいし、運動神経よくて、頭もいいし、優しいの。あたし彼のことがずーっと好きだったの。一姫、男が嫌いだからなかなか言えなくて…。」
私は呆然としていた。
こんな乙女な顔をして嬉しそうに話をする香織を見たことがない。
確かに私は男が大嫌いだ。
女の敵だと思っている。
男は女を手玉に取って笑いながら掌でころころと転がすことが得意だ。
どんな真剣な目で愛を囁いたところで、それが本物かどうかは誰にもわからない。
「それで??あたしにどーしろっていうのよ。」
なんだか悔しかった。
香織が一気に遠くに見えた。
増田は妙に私のことを毛嫌いしてる。
もちろん私も増田のことは大嫌いだ。
だからこそ香織が増田のことが好きとしってやるせなくなってしまった。

