軟派な王子様【完結】

私は日曜に着て行く服を選んでいた。



「んー。ジーパンはいいとしても、このトップスとこのインナーじゃ合わないかな。靴が赤だしなー。」


私は鏡の前で服を体に当てた。


ふと思い出す昇君の告白。


それと同時に襲う迷いと戸惑いと罪悪感。

昇君の気持ちを知ってて私は明日翔と遊びに行く。


翔はきっと私に本気じゃない。

あいつは女ったらしだし…。



行かないほうが…

いいかな…。





鏡に写る服を合わせる自分の姿。




でもなんで…私こんなに必死で服選んでんだろ。





そう思った途端、自分が恥ずかしくなってきた。




「あぁもうこれでいいやっ!!」



私はその辺の服を引っつかんで放り投げ、ベッドに倒れ込んだ。






私らしくないぞ…。