軟派な王子様【完結】

一姫は俺に手を出す。



「大丈夫??」

俺は急に恥ずかしくなって自ら立ち上がる。



「あっあぁ。たいしたことない。今日はちょっと不調だっただけだ。」


本当はかなり全力を出していた。



一姫は俺の顔を見て笑った。


「自信満々だったのにね。」


腹がたつ言葉のはずだった。


それなのに…



その笑顔に何故か胸が熱くなる。



「それより。お前いまどき苺ちゃんパンツはないだろ。もーちょっと色気のあるパンツをはけ。」



一姫の顔が一気に紅葉する。



「だから男は嫌いなのよ!!そんなとこばっかみてんだから!!あたし急いでるの。帰る。もー二度とあたしの前に現れないで!!」