軟派な王子様【完結】

しかし…


神はそこまでプランに入れていなかったようだった。


「何すんだテメー!!」



残りの三人の容赦ない暴行。


「ゲホッゲホッ…。やめ…。」




その時、目の前に見えた女の足。


「嘘だろ…。」



一姫の手足は凄まじく早く動き、機敏に体を動かし、まとめて三人を相手にしていた。


ミニスカートとヒールの足が踊るように軽快に動き、次々と男どもに悲痛な呻きをあげさせた。


俺は道路にペッタリとしりもちをついたままその光景を見ていた。


とうとう男達は恐怖に満ちた顔をして体を引きずって逃げていく。



「一体何物なんだよ。」
「あんな女、女じゃねーよ。」



一姫は手の平をはたいた。

「たいしたことない奴らだったわね。」






俺は…


大変な女に目を付けてしまった。