その時、後ろから香織の声がした。
「一姫〜!!」
私は急いで流れた涙を拭いた。
何事もなかったかのように笑って振り返る。
「もーどこ行ってたのよ!!」
どうやら昇君は私が翔と走っていってしまったことを話していないらしかった。
「う…うん、ちょっと。」
私の顔はきっと引き攣ってた。
気付かれなかったかな…。
「もー!!さっ、お土産買いに行こう!!」
「うん。」
私は何も言わなかった。
親友の香織にさえ言えなかった。
それじゃぁ…
あたしが翔のことが好きみたいだから…。
香織には気付かれなかったようで、何もそれ以上聞かれることはなかった。
何となく安心はしたけれど…
胸のもやもやは解消されることはなかった。
「昇くん…あたしと付き合って…。」
そう漏らしたのは二人きりになった帰りのバスの中だった。
「一姫〜!!」
私は急いで流れた涙を拭いた。
何事もなかったかのように笑って振り返る。
「もーどこ行ってたのよ!!」
どうやら昇君は私が翔と走っていってしまったことを話していないらしかった。
「う…うん、ちょっと。」
私の顔はきっと引き攣ってた。
気付かれなかったかな…。
「もー!!さっ、お土産買いに行こう!!」
「うん。」
私は何も言わなかった。
親友の香織にさえ言えなかった。
それじゃぁ…
あたしが翔のことが好きみたいだから…。
香織には気付かれなかったようで、何もそれ以上聞かれることはなかった。
何となく安心はしたけれど…
胸のもやもやは解消されることはなかった。
「昇くん…あたしと付き合って…。」
そう漏らしたのは二人きりになった帰りのバスの中だった。

